Misery Signals - Mirrors

Mirrors

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US・ウィスコンシン州出身のメタルコアバンドMisery Signals、前作"Of Malice and the Magnum Heart"での怒涛のデビューからヴォーカルの交代を経ての2nd。
新ヴォーカルのお披露目作となる今作、一体どんなもんじゃろと蓋を開けてびっくり。あんまり違和感が無い・・・!前任の人よりも男臭くてハードコア色の強い感じ。前作の時から特徴的であったメロディックさとアグレッシヴさが共存して、尚且つ変化に富んだドラマティックな演奏に実にマッチしている。
ゴリゴリにデスヴォイスで攻めてくると思ったら、叙情的でエモいクリーンパートで一気に聴き手を引き込んでくるし、所々でカオティックな要素を見せ付けてくれたりする。現代のエクストリームミュージックの良い所を集約したかのような、まるで時代の申し子のようなバンドである。
#2 "The Failsafe"。

ドラムの人かっこええ。