Betty Curse - God This Hurts | Girl with Yellow Hair


BettyちゃんかわいいよBettyちゃん。
というわけで、UKのキッズが夢中になっている(と思われる)Betty Curseのアルバム"Hear Lies"がそろそろ出るらしい。もう出てるのかもしれない。
ヴォーカルの名前をバンド名に持ってきたMarilyn Mansonみたいなバンドで、ここのヴォーカルのBettyちゃんの正体は実は女優のMegan Burns(ミーガン・バーンズ)。
Goth-Popと呼ばれる音楽をやっているとのことだけど、音だけ聴くと普通のポップロック。写真とか映像とか視覚的な情報があって初めて、あーなるほどね、という感じ。
こういう女性ヴォーカルのポップなロックって言われると、直ぐにAvril Lavigneを連想しちゃうくらい引き出しが狭いんだけど、今回に限ってはあながち外れてもいないんじゃないかと思う。
さっきも挙げたMarilyn Mansonなんかは、割りとヴィジュアルと音の間に共通点があったりして表現が上手いと感心したものだけど、Betty Curseに関しては音に全くと言っていいほどゴスっぽい要素が入ってないという面白さ。Last.fmのアーティストページにも書いてあったけど、「"Goth-Pop"と、"Goth"または"Gothic Rock"の間には類似性や関連性はありませんよ」ということらしい。つまりGoth-Popっていうジャンルはある意味で、それはそれだけどこれはこれ、みたいな割り切った存在の仕方をしていて、なるほど、これはこれでありかなーなんて思ったり。
僕は、CDのアートワークが与える影響(雰囲気、先入観、ジャケ買い)は音楽好きであれば誰でも感じたことはあるだろうけれど、実際にライブでバンドに接したりするのはある程度の環境が整っている人である必要があるわけで、音楽における万人に対する視覚効果っていうのは小さからず大きからずな印象を持っていた。だけどこのバンドみたいにヴィジュアルに比重を置いた表現の形は、情報を得るために用いられるメディアが拡大化/多様化してきた近代だからこそ成り得た形であり、やっぱり音楽は音だけの表現でないということを再認識するに至ったと言う訳です。
日本のヴィジュアル系っていうのは聞かず嫌いで殆ど接した事がないんだけど、同じようなことやってんのかな。歌い方にどうも拒否反応を示してしまうようで。


Betty Curse - Excuse All The Blood
http://www.youtube.com/watch?v=wSx2dbkHmD4

God This Hurts

God This Hurts

Betty Curse - God This Hurts
http://www.youtube.com/watch?v=OLrlXW5Foxk


Girl With Yellow Hair

Girl With Yellow Hair

Betty Curse - Girl with Yellow Hair
http://www.youtube.com/watch?v=ruM4ZcJi12U


公式 http://www.bettycurse.co.uk/
myspace http://www.myspace.com/bettycursemusic
ていうかね、BettyちゃんかわいいよBettyちゃん。声もかわいいんだよ。